1993年、埼玉県熊谷市周辺を拠点に高級犬繁殖・販売を手掛けていたペットショップ「アフリカケンネル」の実質的経営者・関根元と、元妻の風間博子によって計4名が相次いで命を奪われました。
事件の発端は、関根が持ちかけた高額な犬の共同出資話や金銭トラブルでした。関根は獣医師から詐取した劇薬「硝酸ストリキニーネ」をカプセルや栄養ドリンクに混入させ、騙し討ちのような形で被害者を毒殺していきました。記録されている4名の犠牲者は以下の通りです。
1人目は犬の売買トラブルから関根を追及していた会社役員の男性、2人目は関根の借金トラブルに関与していた暴力団組長代行の男性、3人目はその組長代行に同行していた運転手の男性、そして4人目は風間と知人関係にあり大金を預けていた主婦でした。関根は金銭的困窮や詐欺の発覚を隠蔽するため、都合の悪くなった人物を躊躇なく毒殺していったのです。