将来的な街の発展性と資産価値という観点で注目すべきは、和光市駅北口エリアの再開発と土地区画整理事業です。
駅南口側は商業施設「エキア プレミエ 和光」や市役所・市民文化センター(サンアゼリア)などが整然と整備されてきた一方、北口側は昔ながらの狭隘道路や住宅密集地が残されていました。現在進行している北口の土地区画整理事業により、駅前広場の拡張、幹線道路の整備、商業一体型複合タワーマンションの建設が進められており、歩行者の安全性と商業利便性が飛躍的に向上しています。
一方で、住まい探しにおいて見落としてはならないのが「地形の高低差」と「水害リスク」です。埼玉県和光市ハザードマップおよび国土地理院の地形データを精査すると、市内は大きく2つのエリアに分かれます。
駅南側を中心とする武蔵野台地(標高約25〜35m)は地盤が強固で水害リスクが極めて低いのに対し、駅北側から荒川・新河岸川にかけて広がる低地エリアは、大雨・台風時の浸水想定区域に指定されている箇所が存在します。また、台地と低地の境界には急な坂道が多く、電動アシスト自転車や車がないと移動の負荷が大きくなる地域もあります。物件選びの際は、駅からの単純な徒歩分数だけでなく、高低差やハザードマップの該当有無を必ず現地で歩いて確認することが不可欠です。