そもそも橋幸夫という歌手がどれほど偉大な存在か、改めて振り返る必要がある。1960年に『潮来笠』でデビューするや爆発的なヒットを記録し、一躍スターダムへ駆け上がった。舟木一夫、西郷輝彦とともに「御三家」と称され、日本中を熱狂の渦に巻き込んだ歴史は今も鮮烈だ。
吉永小百合とのデュエット曲『いつでも夢を』は大ヒットを記録し、日本レコード大賞を受賞。ビクターエンタテインメントを代表する看板歌手として数々の名曲を世に送り出した。NHK紅白歌合戦にも長年にわたり出場を重ね、演歌・歌謡曲の歴史そのものを作り上げた功績は計り知れない。