プレミアムバンダイの争奪戦が過熱しているもう一つの要因は、海外需要の急増だ。北米、欧州、そしてアジア各国のファンが、日本市場の動向をリアルタイムでチェックしている。かつては国内限定の印象が強かったプレバン限定品だが、グローバルEC網の整備によって、世界中のコレクターが同じ「在庫の山」を奪い合う構造が完成した。
時差を超えてアクセスしてくる海外ファンの存在は、日本のユーザーにとっても無視できない脅威となっている。各国のローカルサイトでの割り当て枠があっという間に埋まると、転送サービスや個人輸入を駆使して日本版サイトに流入してくるケースもある。カルチャーが世界を席巻する嬉しさの裏で、争奪戦の難易度は確実にワールドクラスへと跳ね上がっている。