本作は、2012年3月にリリースされた清水翔太の4thオリジナルアルバム『Naturally』の収録曲です。シンガーソングライターとして飛躍的な成熟を遂げていた当時の清水翔太が、自身のソウルミュージックやR&BへのルーツをJ-POPの親しみやすさに昇華させた転換期の一作でもあります。
当時のインタビューや制作背景の証言によると、アルバムタイトルが示す通り「過度な装飾を削ぎ落とし、ありのままの感情を自然体で歌うこと」が徹底的に追求されました。『ナツノオワリ』のレコーディングにおいても、ボーカルの微細な息遣いやエモーショナルなかすれ声をあえて生かすことで、まるでリスナーの耳元で直接語りかけているような親密な音像が作り上げられています。
派手なシンセサイザーの連打ではなく、アコースティックな温もりを感じさせるトラックアレンジが施されているからこそ、10年以上が経過した現代のプレイリストに並んでも一切色褪せないタイムレスな輝きを放っています。