映像コンテンツの消費スタイルは劇的に変化した。その中心に位置するのが、TVerに代表される民放公式の無料見逃し配信サービスだ。リアルタイム視聴率だけでは測れない「再生回数」がヒットの指標となり、SNSでのバズが翌週の視聴者数を押し上げるサイクルが完全に定着している。
同時に、Netflixなどの巨大グローバル資本が投入するオリジナル作品や独占配信枠の脅威も見逃せない。地上波の表現の枠を超えたスケール感と尖った演出は、既存のテレビ局に対する強力なカンフル剤となっている。地上波とNetflixをはじめとする配信プラットフォームが相互に刺激し合うことで、映像作品のクオリティはかつてない高みへと押し上げられている。