今回の台風の特徴は、南洋の海面水温が平年より1.5度から2度ほど高い海域をじっくりと通過してきた点にある。海水温28度以上が台風の発達条件とされる中、29度超の暖水域から大量の熱と水蒸気を供給され続けたことが、急激な勢力拡大をもたらした。
中心気圧は半日で一気に20ヘクトパスカル以上も低下。気象予報士の分析では、最接近時には中心気圧が950ヘクトパスカル前後に達する見込みで、これは沿岸部に甚大な暴風被害をもたらすレベルだ。強風域は半径400キロを超えて広がっており、中心が接近する前から遠く離れた地域でも突風や雷雨に見舞われる恐れがある。