進化系の濃厚スープが脚光を浴びる一方で、豊橋の夜を長年支えてきた老舗やあっさり系の中華そばも、決して存在感を失ってはいない。松葉町をはじめとする駅前の歓楽街では、飲んだ後の締めとして愛され続ける透き通った淡麗スープのラーメン店が、根強い人気を誇っている。
鶏ガラと煮干しの出汁が優しく香る昔ながらの中華そばは、どこか懐かしく、飲むほどに心が和む味わいだ。若者たちの間で「ネオ・ノスタルジー」として再評価が進んでおり、新旧のラーメン文化が互いにリスペクトし合いながら共存している点も、豊橋ならではの魅力と言えるだろう。