地上波テレビとデジタルプラットフォームの熾烈な権利争いも、現代のサッカー界を象徴するトピックだ。かつてはNHKや民放による共同放映が当たり前だったが、インターネット配信の台頭により構造は激変した。
前回カタール大会で全試合無料生中継を断行し大きな話題を呼んだABEMAをはじめ、スポーツ配信に強みを持つDAZN、そして地上波の象徴であるNHKなどが放送・配信枠の確保に向けてしのぎを削る。さらに国際サッカー連盟が直営する公式プラットフォームFIFA+も、独自のハイライトや裏側映像を提供し、デジタル世代の視聴体験をアップデートしている。従来のテレビ前での観戦スタイルから、スマホやタブレットでいつでもどこでも楽しめるマルチデバイス観戦が定着した現代。どのメディアがどの試合を生中継するのか、放映権の最新動向から目が離せない。