美容界で急速に浸透しつつある和肌の読み方は「わはだ」が一般的です。単なるビジュアルの流行にとどまらず、日本伝統の美意識と最新の皮膚科学が融合したスキンケア・メイクアップの総称として定義されています。
これまでのメイクトレンドを振り返ると、毛穴や色ムラを徹底的にカバーするマットな質感や、ハイライトを多用した極端なツヤ肌が主流でした。しかし、マスク生活の定着やクリーンビューティーへの関心の高まりを経て、「作り込まれた肌よりも、健やかで無理のない素肌美を目指したい」というニーズが急増しています。
和肌が目指すのは、障子を通した柔らかな光のように、光を穏やかに拡散させる上質な質感です。肌の内側にたっぷりと水分をたたえ、表面はさらりと整った「しっとり・なめらか・透き通る」状態こそが、2026年に求められる美しさの指標となっています。