ネット検索を行うと「ラ・ムー 安すぎる 理由」「品質は大丈夫なのか」といった関連ワードが散見されます。198円の激安弁当やメガ盛りの精肉、1本50円前後の清涼飲料水など、常識外れのプライス設定が「何か裏があるのではないか」という疑念を生む要因となっているようです。
しかし、流通構造を詳しく分析すると、その低価格には明確で合理的な理由が存在することが分かります。
① 自社プライベートブランド「D-PRICE」の大量生産
運営元である大黒天物産は、原料調達から製造、流通、販売までを一気通貫で行うSPA(製造小売)モデルを構築しています。中間マージンを極限まで排除し、グループ全店規模で大量生産を行うことで、圧倒的な原価低減を実現しています。
② 陳列と店舗オペレーションの徹底簡素化
商品を段ボール箱のまま棚やフロアに並べる「段ボール陳列」を採用。品出しにかかる人件費を大幅に削減しています。また、レジ打ちと会計を分離したセミセルフレジの導入により、少人数での高効率な店舗運営を確立しています。
③ 広告宣伝費の削減
派手なテレビCMや過剰な新聞折り込みチラシを控え、口コミやSNSでの自然拡散、WEBチラシを中心とした販促に特化。削減した宣伝コストをすべて販売価格へと還元しています。
徹底した合理化と企業努力の積み重ねこそが安さの源泉であり、品質上の欠陥や危険性といった噂には根拠がありません。