「ラーメン凛」グループには、直系二郎や一般的なインスパイア店とは異なる独自のローカルルールが存在しました。これを知らずに訪れた初訪問者が戸惑うケースも少なくありませんでした。
もっとも注意すべき点は「麺量」と「トッピングの仕様」です。砂町店の麺量は、並盛り(普通)の段階で茹で前約350g〜400g(茹で上がり後は600g〜700g超)に達し、一般的なラーメン店(茹で前140g〜150g程度)の約2.5倍以上という圧倒的なボリュームを誇っていました。
また、トッピングコールにおける「野菜マシ」「アブラマシ」「カラメ」といった増量カスタムは基本的に受け付けておらず、提供直前の確認は「ニンニクを入れますか?」のみという極めてシンプルなスタイルでした。ロット乱しを防ぎ、麺が伸びる前に最高の状態で食べてほしいという職人気質のオペレーションが徹底されていました。
入店から退店までの基本手順は以下の通りでした。
- 食券購入・着席:券売機で「ラーメン」「しょうゆ」「ポン酢」「みそ」「塩」などの食券を購入して着席。
- 麺量の申告(重要):食券をカウンターに置く際、完食に自信がない場合は必ず「麺少なめ」「麺半分」とはっきり伝える。
- コール(提供直前):店主から「ニンニク入れますか?」と声をかけられたら、「お願いします」または「なしで」とだけ答える(※「野菜マシ」などのコールは不可)。
- 実食と片付け:黙々と食事を進め、食べ終わったら丼とコップをカウンター上段に上げ、台拭きで席を拭いて退店する。