『天空の城ラピュタ』という普遍的な大冒険劇が古びない最大の理由は、立ちはだかる壁としてのムスカの完成度にある。強大で、聡明で、そして決定的に間違っている男。彼という強固な悪が存在したからこそ、パズーとシータの無垢な勇気と友情が光り輝いた。
時代が移り変わり、アニメーション表現やメディア環境がどれほど進化しようとも、王位継承者ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタが放った強烈なインパクトが薄れることはない。冷徹な眼光の奥に潜む王家の執念と、失われた文明への妄執。私たちがこの映画を観返すたび、あの怪物はスクリーンの中で何度でも冷ややかに笑い、そして散っていくのだ。 (出典: ムスカ 大佐(Yahoo!ニュース))
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