連ちゃんパパ結末ネタバレ検証!人のクズと炎上した鬱展開の真相

連ちゃんパパ結末ネタバレ検証!人のクズと炎上した鬱展開の真相

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読者の多くが本作に対して抱く激しい拒絶反応と、それに反比例する中毒性の源泉は、主人公・日高進の行動原理にあります。作中で進が手を染める背徳的行為は、枚挙にいとまがありません。

小学生である息子の給食費や貯金箱の硬貨に平然と手を付けることは序の口。かつて自分を慕ってくれた元同僚の女性教師に好意を匂わせて連帯保証人に仕立て上げ、数千万円の借金を背負わせて夜逃げへ追い込む。さらに、自分を心配して金を貸してくれた親切な知人を欺き、ヤミ金融業者と結託して他人の借金回収を手伝うことでピンハネを行うなど、外道極まりない立ち回りを平然と繰り返します。

極めつきは、これらすべての凶行を「悪意や葛藤を持たず、満面の笑みで行う」点です。一般的なピカレスク作品の主人公に見られるような「復讐」や「生き残るための苦渋の決断」といったドラマ的免罪符は一切存在しません。ただ「今パチンコが打ちたいから」という刹那的な欲求のためだけに、他者の生活基盤や尊厳をためらいなく粉砕します。この共感性の完全な欠如と責任転嫁の巧みさこそが、SNSで「純度100%の人のクズ」と評されたサイコパス描写の本質です。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。