最近のトレンドとして面白いのが、デビュー時にあえて親子関係を公表しないケースが増えていることだ。芸名を変え、親の所属事務所とは異なる中堅事務所からデビューし、実力が認められてから「実は親子だった」と明かすパターンだ。これは、ネットでの炎上を避けるための防衛策でもある。
メディア側も、かつてのような「親子感動の共演」といった安易な企画を避ける傾向にある。視聴者がそうした演出に冷めており、かえってタレントの価値を下げてしまうことを理解しているからだ。今や「親子であることを隠すこと」こそが、最もスマートなブランディング戦略となっている。