エルメスのファインジュエリーを語る上で欠かせないのが、ブランドのイニシャルや象徴的なモチーフを繊細に昇華させたデザイン群だ。なかでも「エヴァー・ヘラクレス(Ever Herakles)」は、指輪の曲線に沿って滑らかに配置された『H』のモチーフが、光の加減によって洗練された表情を見せる傑作として君臨している。
一方で、ギリシャ神話の糸の伝説からインスピレーションを得た「アリアンヌ(Ariane)」は、細身の金線が何重にも絡み合うような構築的な美しさが特徴的だ。2026年は、ピンクゴールドやプラチナのシンプルなマリッジリングに、このアリアンヌを重ねて日常使いするスタイルが洒脱なカップルの間で定番化している。