大井競馬場を運営する特別区競馬組合をはじめ、南関東公営競馬(大井・船橋・川崎・浦和)が強固に連携して開発・運用するSPAT4(スパット4)は、日本の地方競馬インフラにおける絶対的な大動脈だ。かつて電話投票が主流だった時代からいち早くデジタルシフトを推進し、現在では門別から高知、佐賀に至る日本全国の地方競馬全場の馬券をシームレスに購入できるプラットフォームへと完成の域に達している。
特筆すべきは、アクセスが極限まで集中する大レース発走直前でもびくともしない強靭なインフラ設計である。締め切り1分前の緊迫したオッズ変動を追い、瞬時に資金配分を変更してベットボタンを押す。そのミリ秒単位の攻防を支えるレスポンスの速さこそ、ヘビーユーザーが他社サービスから戻ってくる最大の理由に他ならない。