ネット上の情報やSNSの投稿において、来館者が直面しやすい最大の落とし穴が「館内ランチ難民化」と「対象年齢の認識ギャップ」です。
館内7階の展望ラウンジレストランや1階のカフェは、お台場の景色を一望できる絶好のロケーションである反面、席数が来館キャパシティに対して潤沢とは言えません。特に休日の12時台は注文待ちの長蛇の列が発生します。賢い回避策として、持参したお弁当を食べることができる指定飲食エリア(無料休憩スペース)を活用するか、徒歩圏内の「テレコムセンタービル」や「ダイバーシティ東京 プラザ」等の商業施設へ一時退館(再入場スタンプ利用)して食事を済ませるルートが推奨されます。
もう一つの盲点は、「科学館だから幼児向けのアスレチック施設だろう」という先入観です。日本科学未来館の展示解説や問いかけの多くは、高校・大学レベルの生命倫理、宇宙論、データサイエンスを背景に構築されています。未就学児が楽しめる空間(「おや?っこひろば」など)も用意されているものの、本質的な展示価値を享受できるコアターゲットは「小学校高学年〜大人」です。単にボタンを押して光るのを見るだけでなく、「なぜそうなるのか」を対話する姿勢がないと、「難しくて退屈だった」という不本意な感想に終わりかねません。