受験生や保護者が最も関心を寄せるのが、卒業後の進路決定プロセスです。日本女子大学附属高校における内部進学率は例年約75〜80%を記録しており、多数の生徒が日本女子大学(家政学部、文学部、人間社会学部、理学部、国際文化学部、建築デザイン学部など)へ進学を果たします。
内部進学の推薦基準は、高校3年間の定期試験成績、実力試験の結果、出席状況や行動評価などを総合した校内評定に基づきます。長年培われたシラバスに沿って真面目に日々の学習へ取り組んでいれば、希望する学部・学科への切符をしっかりと確保できるフェアな仕組みが整っています。
一方で注目すべきは、残る20〜25%の生徒が切り拓く他大学進学実績です。同校では、一定の要件を満たすことで「日本女子大学への進学権利を保持したまま他大学を受験できる制度」が設けられており、これが生徒の果敢な挑戦を後押ししています。
近年の主な他大学進学先には、東京外国語大学、お茶の水女子大学、東京農工大学、横浜国立大学などの国公立大学をはじめ、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学といった難関私立大学、さらには医歯薬看護系大学や芸術系大学まで多彩な合格実績が並びます。学校側が特定の進学先を強制するのではなく、生徒一人ひとりの適性と志望を最大限に尊重する進路指導が徹底されています。