男性器のサイズに関する議論において、国際的な金字塔となっているのが英精神医学研究所のデイヴィッド・ヴィール(David Veale)博士らが発表したメタ分析だ。世界的な医学誌『BJU International』に掲載されたこの研究は、世界各国1万5000人以上の男性を医師が厳密に測定した20件の先行研究を統合・再解析したものである。
この膨大なサンプルから導き出された世界基準の平均値は、通常時で9.16cm、勃起時で13.12cmであった。驚くべきは、人種や地域による決定的な差異が巷で信じられているほど大きくない点だ。「欧米人は圧倒的に大きく、アジア人は極端に小さい」というステレオタイプは、科学的な測定の前ではほとんど意味をなさない。同人種内の個人差のほうが、人種間の平均差よりもはるかに大きいことが統計学的に証明されている。