Q1:日本三大庭園の中で最も古い庭園はどれですか?
A1:後楽園(岡山)です。元禄年間(1687年着工、1700年完成)にほぼ現在の姿が完成しました。兼六園は延宝4年(1676年)の蓮池庭に端を発しますが、現在の広大な姿に完成したのは江戸末期の嘉永期(1820年代〜1850年代)です。偕楽園は幕末の天保13年(1842年)の開園であり、3つの中では最も新しい庭園です。
Q2:1日や1泊2日で日本三大庭園をすべて巡ることは可能ですか?
A2:物理的には新幹線と特急を乗り継げば移動可能ですが、全くおすすめできません。水戸(茨城)、金沢(石川)、岡山(岡山)は地理的に大きく離れており、移動だけで大半の時間が削られてしまいます。それぞれの庭園が持つ固有の歴史や周辺の文化施設を堪能するためにも、東日本(水戸)、北陸(金沢)、西日本(岡山)の旅行として個別に訪れるのが正解です。
Q3:日本三大庭園と京都の名庭園は何が違うのですか?
A3:根本的な「作庭目的」が異なります。京都の代表的な庭園(龍安寺、大徳寺、西芳寺など)の多くは禅宗寺院の「寺院庭園」であり、修行や内省、極楽浄土の具現化を目的とした座観式です。一方、日本三大庭園はすべて近世の藩主が築いた「大名庭園」であり、権力の誇示、迎賓、藩主の保養、領民の教化などを目的とした大規模な池泉回遊式庭園です。スケール感と鑑賞アプローチが決定的に異なります。
Q4:入園料の割引やお得なチケットはありますか?
A4:各庭園で共通入場券が用意されています。後楽園は「岡山城」とのセット券(大人720円など)、兼六園は近隣の石川県立伝統産業工芸館等と提携した文化施設共通パスポート、偕楽園は弘道館との共通入場券が発行されています。周辺施設もあわせて見学する場合は、単体購入よりもセット券の利用が圧倒的にお得です。