こうした法律の厚い壁がありながらも、実際に複数の女性と同居し、家族として共同生活を送る人物が話題を集めている。北海道で複数の妻や彼女たちと生活を共にし、「一夫多妻アニキ」として知られる渡部竜太氏のケースはその代表例だ。渡部氏は、一人の女性と法律婚・離婚を繰り返すことで子供の苗字を揃えたり、他のパートナーたちとは事実婚(内縁関係)の形態をとったりすることで、独自の生活形態を維持している。
彼らの知られざる生活背景には、緻密な役割分担と互いの同意、そして家計のやり取りが存在する。家事や育児の負担を複数人で分担することで、子育てのストレスが軽減されるという側面を主張する声もある。法律上の配偶者という枠組みを超え、当事者同士の契約や合意に基づいて構築されるこうした生活形態は、現代における「新しい家族の選択肢」として一部で支持を得ている。