世代ごとにデータを分解していくと、不倫に至る動機や環境の違いが顕著に表れる。20代後半から30代にかけては、共働き世帯の増加に伴い職場で接点を持つケースや、既婚者向けマッチングアプリを通じた出会いが急増中だ。特に30代男性の経験率は約25%、40代男性では3割を超え、働き盛りとされる年代ほど機会と資金力に恵まれる傾向が浮き彫りになる。
一方で女性の数値も過小評価はできない。従来は男性優位とされた不倫市場だが、30代・40代女性の数値は近年右肩上がりで推移している。恋愛心理学の観点からは「子育てが一段落した後の孤独感」「パートナーからの承認欲求の飢餓」が引き金になると分析される。単なる体目的の浮気ではなく、心の穴を埋める強い精神的依存を伴うケースが目立つ点も、現代の女性不倫の特徴だ。