ホリプロコムが誇るトップランナー、バナナマン。彼らの卓越したパーソナリティが番組の屋台骨を支えている。ロケ先で一般市民と瞬時に打ち解け、相手の魅力を最大限に引き出す日村の人懐っこさは唯一無二だ。見ず知らずの通行人が自然と笑顔になり、「日村さんにこれを食べてほしい」と本気でおすすめメニューを語り出す光景は、長年培われた信頼関係の賜物だろう。
一方、TBSテレビのスタジオでVTRを見つめる設楽統の存在感が、番組のテンポを小気味よく引き締める。ゲストと共に垂涎の料理を見届けながら、絶妙なタイミングで繰り出されるツッコミやお茶目な嫉妬。長年のコンビネーションから生まれる阿吽の呼吸が、グルメ番組でありながら上質なバラエティ番組としてのエンターテインメント性を極上のレベルへと昇華させている。