進学先を検討する上で決定打となるのが、卒業後の就職先と採用市場における評価です。日本大学生物資源科学部の真骨頂は、まさにこの出口戦略の強さにあります。
日大ブランドの広範な同窓会組織「桜門会」のネットワークと、農学・水産・生命科学分野における長年の実績は、採用現場において極めて高く評価されています。特に食品・飲料メーカーへの就職実績は際立っており、山崎製パン、伊藤ハム、日清食品、明治ホールディングス、キユーピーといった業界大手企業に毎年多数の学部生・院生を送り出しています。
さらに見逃せないのが、公務員採用における圧倒的な実績です。農林水産省や環境省といった国家公務員をはじめ、神奈川県庁、東京都庁、各道府県の農業職・水産職・林業職・畜産職といった技術系公務員において、日大出身者は最大勢力の一角を占めています。採用担当者の間では「実験やフィールドワークで泥にまみれることを厭わず、現場対応力が高い」という定評が確立しており、本部不祥事の影響をほとんど受けていないのが実態です。
獣医学科に関しても、国家試験合格率は全国平均を安定して上回っており、卒業生は全国の動物病院はもちろん、JRA(日本中央競馬会)、製薬会社の前臨床研究員、家畜保健衛生所の公務員獣医師など、引く手あまたのキャリアが約束されています。