万が一、職場で不当なパワハラ被害に遭遇した場合は、感情的に反応するのではなく、客観的な証拠を着実に収集することが最も重要な防御策となる。暴言や理不尽な指示内容を録音した音声データ、威圧的な内容が記されたメールやチャットの履歴、ハラスメントが行われた日時や発言者を詳細に記した日記などは、後の交渉で決定的な証拠となる。
また、強いストレスによって不眠や抑うつ状態などの不調が現れた場合は、早急に心療内科や精神科を受診し、医師による診断書を取得しておく必要がある。疾患と業務上のハラスメントとの因果関係を証明する診断書は、労災申請や会社側への損害賠償請求を行う際の揺るぎない土台となる。