彼女のキャリアを語る上で、リングサイドで見せた圧倒的なパフォーマンスを外すことはできない。大歓声が響き渡る会場で、レスラーの魅力を極限まで引き立てながら、自らも唯一無二の光を放つ。そこにあったのは単なる華やかさではなく、観客の感情を緻密に計算し動かす高度な演劇的アプローチだった。
勝負の行方に一喜一憂するファンの視線を一瞬で奪い去る視線、指先のしぐさ一つにまで込められた感情の美学。当時から培われていた表現への執着が、現在のタレント・女優としての活動における揺るぎない土台となっているのは疑いようもない。