ネタを象徴する小道具といえば、すち子が手にする緑色の先端がついた不思議な棒です。この棒の正体は、工事現場や誘導で使われる「指示棒(または安全棒)」を加工したもので、先端にゴムキャップが装着されています。
吉田裕の素肌に直撃しても怪我をしないよう配慮されつつ、劇場全体に「パチン!」と小気味よい打撃音が響き渡る絶妙な硬さと弾力性が選ばれています。音響効果が観客の痛快感を刺激し、ビジュアル的なインパクトを何倍にも引き立てる計算が施されています。
また、吉田裕が上半身裸になるシチュエーションを作るため、新喜劇の劇中では「服を脱がされる」「借金のカタに身ぐるみを剥がされる」といった必然性のある導入が毎回丁寧に組み込まれています。