兄弟が乗り越えてきた試練は、学業や経済面だけにとどまらない。母親が他界した際、あまりのショックから末の弟が記憶障害を起こしてしまうという未曾有の危機に直面した。一時的に記憶の一部を失ってしまった弟を救うため、横山は多忙な仕事を調整しながら寄り添い続けた。
思い出の場所へ一緒に出かけたり、かつての記憶を少しずつ呼び戻すための時間を共有したりと、献身的なケアを惜しまなかった。その結果、弟の記憶は無事に取り戻され、固い絆がさらに深まることとなった。困難に直面したときに逃げ出さず、全面的に包み込む姿勢こそが、横山という人物の本質を示している。