サッカー日本代表歴代監督の真実!勝率ランクと電撃解任の深層

サッカー日本代表歴代監督の真実!勝率ランクと電撃解任の深層

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日本代表の歴代指揮官を語る上で欠かせないのが、4年ごとの大舞台であるワールドカップ本大会での激闘です。

「トルシエ日韓ワールドカップ」は、自国開催のプレッシャーの中、フラット3と呼ばれる統率されたディフェンスラインと徹底した管理主義で日本サッカー史上初のベスト16を達成しました。選手との衝突を厭わない過激な言動はメディアを騒がせましたが、ユース世代からの一貫指導が結実したモデルケースです。

対照的だったのが続く「ジーコジャパン戦績」でした。中村俊輔、中田英寿、小野伸二、稲本潤一を同時に並べた黄金のカルテットに代表されるように、個のインスピレーションにすべてを委ねる自由主義を採用。しかし、2006年ドイツ本大会のオーストラリア戦における終盤の逆転劇に象徴されるように、組織としてのプランBを欠いたチームはグループステージ敗退という無残な結末を迎えました。

そして「アルベルト・ザッケローニ評価」の難しさは、アジアカップ優勝と欧州遠征での鮮烈な攻撃的サッカーが期待値を極限まで高めた点にあります。「自分たちのサッカー」を掲げて挑んだ2014年ブラジルW杯では、初戦のコートジボワールに逆転負けを喫すると自壊。理想を追い求めた末の現実への敗北として、日本サッカー界に重い教訓を残しました。

その教訓を最もリアルに体現したのが、2018年「西野朗ロシアワールドカップ」です。初戦のコロンビア撃破、第3戦ポーランド戦での批判を覚悟した他力本願の時間稼ぎパス回し、そしてベルギー戦での「ロストフの14秒」に至るまで、徹底的なプラグマティズム(実利主義)でチームをまとめ上げ、短期決戦における日本人指導者の現場対応力の高さを証明しました。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。