散歩後の異変に注意!犬の肉球やけど症状の見分け方と応急処置

散歩後の異変に注意!犬の肉球やけど症状の見分け方と応急処置

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肉球のやけどは、熱の強さと接触時間によって損傷の深さが異なります。適切な対処を行うためには、現在の状態がどのステージにあるのかを正確に把握することが欠かせません。皮膚組織の損傷レベルに応じた重症度の見分け方と、完治までに要する期間の目安を整理しました。

重症度レベル肉球の主な症状・臨床所見治るまでの期間の目安推奨される対処・診療方針軽度(第1度熱傷)肉球表面の赤み、軽い腫れ、熱感、触ると嫌がる3日〜1週間程度流水による冷却と安静。数日間は散歩を控えて経過観察。中等度(第2度熱傷)肉球に水ぶくれ(水疱)の形成、表皮の一部剥離、強い疼痛1週間〜3週間程度動物病院での治療が必須。水疱の保護と抗生剤・消炎鎮痛剤の投与。重度(第3度熱傷)肉球の皮がめくれた状態、真皮・皮下組織の露出、出血、黒色化(壊死)1ヶ月〜数ヶ月以上緊急受診が必要。壊死組織のデブリードマン処置、長期の創傷被覆管理。

軽度の段階であれば表皮の炎症にとどまるため、適切な冷却と安静によって数日から1週間ほどで自然治癒に向かいます。しかし、水ぶくれが破れたり、分厚い角質層がペロリとめくれてピンク色の真皮が露出している場合、神経がむき出しになって激痛を伴うだけでなく、傷口から細菌が侵入するリスクが跳ね上がります。組織が黒く変色している場合は細胞の壊死が進んでいる証拠であり、肉球の再生に数ヶ月単位の治療を要することもあります。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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