肉球のやけどは、熱の強さと接触時間によって損傷の深さが異なります。適切な対処を行うためには、現在の状態がどのステージにあるのかを正確に把握することが欠かせません。皮膚組織の損傷レベルに応じた重症度の見分け方と、完治までに要する期間の目安を整理しました。
軽度の段階であれば表皮の炎症にとどまるため、適切な冷却と安静によって数日から1週間ほどで自然治癒に向かいます。しかし、水ぶくれが破れたり、分厚い角質層がペロリとめくれてピンク色の真皮が露出している場合、神経がむき出しになって激痛を伴うだけでなく、傷口から細菌が侵入するリスクが跳ね上がります。組織が黒く変色している場合は細胞の壊死が進んでいる証拠であり、肉球の再生に数ヶ月単位の治療を要することもあります。