三笠宮彬子さま新当主へ!母娘確執と『赤と青のガウン』の真実を追う

三笠宮彬子さま新当主へ!母娘確執と『赤と青のガウン』の真実を追う

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検索エンジンで「三笠宮明子」と入力する読者が多い背景には、「あきこ」という読みに最も親しみ深い漢字をあてはめてしまうユーザー心理があります。しかし、正しくは三笠宮彬子女王(みかさのみや あきこじょおう)殿下です。1981年12月20日、寬仁親王と信子妃の第一女子として誕生され、お印は清楚な「雪」を用いられています。

彬子さまが世間の関心を一身に集める最大の理由は、皇族という高貴な身位に甘んじることなく、一人の自立した研究者として道を切り拓いてこられた圧倒的なキャリアにあります。学習院大学文学部史学科を卒業後、英国オックスフォード大学マートン・カレッジへ留学。2011年には日本美術史の分野で海外流出コレクションの研究をまとめ上げ、女性皇族として史上初となる博士号(DPhil)を取得されました。

その留学生活を軽妙洒脱な筆致で綴った自著『赤と青のガウン―オックスフォード留学記―』は、2026年の文庫復刊を契機にSNSで爆発的な話題を呼び、発行部数数十万部を突破する異例のロングセラーとなっています。作中では、側衛(皇宮護衛官)をまいて単身ロンドンの街へ飛び出したエピソードや、過酷な論文執筆に涙した夜の葛藤が赤裸々に語られており、「遠い雲の上の皇族」という固定観念を根底から覆しました。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。