ゴルフ場の営業終了後、この広大な土地に白羽の矢を立てたのが再生可能エネルギー大手のパシフィコ・エナジーでした。同社が兵庫県三木市で手掛けた太陽光発電プロジェクトは、ゴルフ場跡地利用としては日本最大級の規模を誇ります。
事業の主なスペックは以下の通りです。
- 直流発電容量:約121メガワット(MW)
- 年間想定発電量:約1億2,600万キロワット時(kWh)
- 一般家庭換算:約4万世帯分の年間消費電力量に相当
- 二酸化炭素削減効果:年間約6万6,000トン
かつてのフェアウェイを活かした造成計画により、大規模な森林伐採を最小限に抑えつつ、調整池の増設や斜面補強など防災面への配慮を徹底して進められました。2026年の着工から約3年の歳月をかけて完成したこのメガソーラーは、化石燃料依存からの脱却を目指す日本のエネルギー戦略において、極めて象徴的な転換事例となっています。