三浦貴大の俳優デビューは劇的であった。2010年公開の映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で若き候補生役を熱演し、第34回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。親の名声に頼らない本物の演技力で、一躍映画界の注目をさらってみせた。
その後も話題作への出演を絶やさず、大ヒット超大作『キングダム2 遥かなる大地へ』では、戦場の泥臭さと人間味を感じさせる重要キャラクターを熱演。観客の記憶に強く残る演技で作品に厚みを与えた。さらに近年では、Netflixをはじめとするグローバル動画配信プラットフォームのオリジナルドラマにも相次いで起用されている。
単なるエンターテインメント大作にとどまらず、深遠な人間の業を描くヒューマンドラマやインディペンデント映画に至るまで、彼がスクリーンで見せる圧倒的な表現幅は、日本映画界においてなくてはならない存在であることを強く証明している。