傘寿祝いの予算相場は、お祝いを贈る相手との関係性によってある程度の目安が定まっています。過度に高額な贈り物は相手に気兼ねをさせてしまうため、世間相場の範囲内で心のこもった品を選ぶことが大切です。
- 実の親・義理の親へ:20,000円〜50,000円(兄弟姉妹で出し合って旅行や高級会席を贈る場合は5万〜10万円)
- 祖父母へ:10,000円〜30,000円(孫一同で連名にするケースも多数)
- 親戚・お世話になった恩師へ:5,000円〜10,000円
ギフト選びでは、テーマカラーである「黄色・金茶色」をさりげなく取り入れた上質な日用品や、美味しいグルメが人気を集めています。
- 定番の人気ギフト:上質な黄系ストールやカーディガン、名入れの有田焼・江戸切子タンブラー、老舗料亭のお取り寄せ鍋セット、上質な花束(黄色・オレンジ・白を基調としたアレンジメント)
- 避けるべきNGギフト:「苦・死」を連想させる櫛(くし)、「手切れ」を意味する白いハンカチ、踏みつける意味を持つ靴下・スリッパ、老いを露骨に感じさせる杖やルーペ(本人の強い希望がある場合を除く)
また、進物にかける「熨斗(のし)」のマナーにも配慮が必要です。長寿祝いは何度繰り返しても喜ばしい慶事であるため、水引には「紅白」または「金銀」の「蝶結び(花結び)」を選びます。一度きりであってほしい結婚祝いや快気祝いで用いる「結び切り」はマナー違反となるため注意してください。
表書きの上段には「祝傘寿」「傘寿御祝」「寿」「敬寿」などと書き、下段には贈り主の氏名をフルネームまたは「子供一同」「孫一同」と中央に毛筆(または筆ペン)で整然と記載します。