小宮浩信の学歴を語る上で欠かせないのが、名門私立学校「成城学園」です。幼稚園から大学までエスカレーター式で進学できる屈指のお坊ちゃん校に、小宮は小学校(初等学校)から入学しました。そして、この学び舎で運命の出会いを果たしたのが、現在の相方である相田周二です。
中等学校時代、同じサッカー部に所属していた二人は意気投合。しかし、高校(成城学園高等学校)進学後、小宮の人生は大きく狂い始めます。授業をサボり、生活態度が乱れた結果、高校1年生で留年が決定。同級生だった相田が高校2年生へと進級するなか、小宮は1学年下のクラスで再び高校1年生をやり直す屈辱を味わいました。
留年した小宮は周囲から好奇の目に晒され、人間不信と強烈な劣等感を募らせていきます。後輩たちから陰口を叩かれる日々のなか、彼を唯一救ったのが「学年が離れても変わらず対等に接してくれた相田」の存在でした。放課後になると相田が留年組の教室まで迎えに来て、他愛もない雑談で孤独を紛らわせてくれた経験が、現在のコンビの強固な信頼関係の原点となっています。
結局、小宮は高校卒業後に大学へは進学せず、相田を誘ってフリーター生活を経てお笑い養成所(スクールJCA)へ入門。挫折と孤立を味わった成城学園での留年体験こそが、小宮の代名詞である「被害妄想」と「世間を斜めから見る批評眼」を研ぎ澄ませる契機となりました。