2026年現在の横丁は、伝統を守る老舗と新しい風を吹き込む若手店主の工夫が融合し、かつてない活気を見せている。ここで絶対に外せないのが、香ばしい煙を上げる名物の焼き鳥だ。創業当時からの秘伝のタレを継ぎ足し使っている老舗では、備長炭でじっくりと焼き上げられた鶏モモ肉やジューシーなつくねが絶品で、一口かみ締めれば肉汁とコクのあるタレが口いっぱいに広がる。
初めて訪れる人にとっては「常連ばかりで入りづらいのでは」という不安もあるだろう。しかし、最近は初心者や海外客を温かく迎え入れる穴場店が増えている。店前に英語のメニューやシステムを分かりやすく掲示しているおでん処や、女性店主が笑顔で迎えてくれる小料理屋などは、1人飲みデビューにも最適だ。席数はわずか6席ほどだからこそ、隣り合わせた客同士の会話が自然と弾む。ディープな夜の渋谷を満喫するための最新攻略ガイドとして、まずは一軒目で生ビールと名物焼き鳥を味わい、二軒目で季節の小鉢とお酒を楽しむ「はしご酒」スタイルをおすすめしたい。