森山記念病院の代名詞とも言えるのが脳神経外科の診療体制です。社会医療法人社団森山医会の創設以来培われてきた脳血管疾患への治療実績は、東京都内の救急指定病院の中でも突出した存在感を放っています。
同院の救急外来(ER)は、3.0テスラ高磁場MRIや320列マルチスライスCT、さらには手術室と血管造影室を一体化させたハイブリッド手術室を完備しています。くも膜下出血や超急性期脳梗塞に対する血栓回収療法、開頭クリッピング術など、一刻を争う処置を来院から極めて短いドア・トゥ・ニードル(処置開始までの時間)で完結させる体制が整えられています。
救急隊員への聞き取りでも、「頭部疾患の疑いがある現場では、まず森山記念病院への収容受け入れを要請するのが鉄則」と語られるほど、現場の信頼は盤石です。地域医療計画における急性期拠点として、24時間体制で専門医が常駐する当直システムを維持し続けている点は、同院が誇るべき最大の強みと言えます。