伊達美和子社長を語る上で欠かせないのが、日本の不動産王と称された父・森章(もり あきら)氏をはじめとする華麗な一族の存在です。
森一族のルーツは、森ビル創業者である祖父・森泰吉郎氏に遡ります。その後、父の森章氏が森トラストを率いて独立し、日本屈指の資産規模を誇る不動産グループへと育て上げました。家族構成としては、父親の森章氏、母親、そして兄が2人いる3人兄妹の長女(末っ子)として育ちました。
兄たちもそれぞれ優秀なビジネスキャリアを歩む中、森章会長が最終的に森トラストの後継者として選んだのが長女の伊達美和子氏でした。世襲の形をとりながらも、単なる血縁による継承ではなく、新規事業の立ち上げやホテル事業の成功で見せた圧倒的な経営手腕を実力で評価された結果の抜擢でした。