メジャーリーグのポストシーズンは、全30球団の中から選ばれたわずか12球団(アメリカン・リーグ6球団、ナショナル・リーグ6球団)のみが進出を許される狭き門です。まずは、押さえておくべきメジャーリーグ プレーオフ進出条件とシード順の割り振りを整理しておきましょう。
各リーグにおける出場枠の内訳は以下の通りです。
- 地区優勝球団(3枠):東地区・中地区・西地区の各地区で勝率1位となった3球団。
- ワイルドカード球団(3枠):地区優勝を逃した球団の中で、リーグ勝率上位3球団。
この計6球団に対して、成績順に「第1シード」から「第6シード」までの順位が付与されます。地区優勝球団のうち勝率1位が「第1シード」、勝率2位が「第2シード」、勝率3位が「第3シード」となります。そして、ワイルドカードの3球団が勝率順に「第4シード」「第5シード」「第6シード」に割り振られます。
ここで極めて重要なのが、第1シードと第2シードに与えられる「ワイルドカードシリーズ免除(不戦勝)」のアドバンテージです。上位2球団は初戦をスキップしてディビジョンシリーズへ直行できるため、先発ローテーションを再編し、休養を確保した状態で第2ラウンドに備えることができます。
一方、第3シードから第6シードの4球団は、生き残りをかけた過酷な「ワイルドカードシリーズ」を戦わなければなりません。ここでは「第3シード vs 第6シード」「第4シード vs 第5シード」が激突します。ワイルドカードシリーズ ルールの最大の特徴は、「3戦2勝先取制」かつ「すべて上位シードの本拠地で行われる」という点です。移動日なしの最大3連戦となるため、初戦を落としたチームは翌日に即座に崖っぷちへ追い込まれる極限のプレッシャーがかかります。