アンタッチャブルが『M-1グランプリ2004』で圧倒的な優勝を果たし、バラエティ界の頂点へと駆け上がっていた2010年1月末、突如として柴田英嗣の無期限休養が発表されました。当初、所属事務所の人力舎は「急性肝炎および体調不良」と発表しましたが、レギュラー番組をすべて降板する異例の事態に、業界内やファンの間では不穏な噂が飛び交いました。
休業の決定打となったのは、過去に交際関係にあった女性との間で生じた警察トラブルでした。女性側から警察へ相談が持ち込まれたことで、柴田自身が警察から事情聴取を受ける事態に発展。脅迫やトラブルの疑いがかけられたものの、警察の捜査の結果、柴田側の違法性は一切認められず、実質的な冤罪であることが明らかになりました。
しかし、当時の芸能界におけるコンプライアンス意識の高まりや、浮気・女性問題という火種を抱えていた事実を重く見た事務所側は、ケジメとして約1年間の芸能活動休止処分を下しました。実力派芸人として脂が乗り切っていた時期の空白期間は、コンビの歯車を大きく狂わせることになります。