一世を風靡した『からかい上手の高木さん』の最終回を迎えた際、SNS上では「高木さんロス」を嘆く声が溢れました。しかし、作者である山本崇一朗がペンを止めることはありませんでした。山本崇一朗の現在を象徴する最新プロジェクトとして注目を集めているのが、小学館の『ゲッサン』(月刊少年サンデー)にて連載されている山本崇一朗の新作『マネマネにちにち』です。
本作は、とある高校の野球部を舞台にしながらも、いわゆる「汗と涙の甲子園ストーリー」ではなく、グラウンドの片隅にいる3人の女子マネージャーたちの日々をユーモラスに切り取った日常コメディ。公式発表資料や単行本の刊行ペースを見ても、氏のトレードマークである無駄のない軽妙なセリフ回しと、愛らしいキャラクターの所作が存分に発揮されており、単行本の版を重ねるごとに読者層を拡大しています。
自身のX(旧Twitter:@udon0531)やInstagramなどのSNS上でも、執筆の合間に描き下ろしイラストをコンスタントに投稿。連載漫画家としての過密スケジュールに追われながらも、描くこと自体を純粋に楽しむ創作スタンスは一切変わっていません。デジタル作画の導入によって執筆効率を保ちつつ、ファンとの直接的な距離感を保ち続ける姿勢が、今なお強固な読者コミュニティを形成しています。