当時、ネット掲示板や週刊誌を中心に「二人はプライベートでも交際しているのではないか」という熱愛疑惑が幾度となく取り沙汰されました。番組内でさんまが積極的に好意をアピールし、山本梓もそれを受け止めるようなリアクションを見せていたため、視聴者の間で現実の恋愛感情とバラエティの演出の境界線が曖昧になったことが原因です。
しかし、当時の番組制作スタッフや芸能関係者の証言を総合すると、二人の間にプライベートな男女交際の事実は一切存在しませんでした。さんまが特定の女性タレントを「推し」として番組内でいじるのは、そのタレントのキャラクターを際立たせ、トークを活性化させるための高度な演出手法(いわゆる「お気に入り枠」のプロデュース)です。
山本梓自身も後年のインタビューなどで、さんまに対して「お笑いの師匠のような圧倒的な存在」「現場で一番助けてくれた大先輩」として深い敬意を抱いていたことを明かしています。徹底したプロ意識に基づいた共演関係であり、プライベートでの一線を厳格に守っていたことが、長く良好な関係を保てた決定的な理由でした。