本紙が独自に入手した捜査関係者の証言によると、犯行グループは襲撃後、予定されていた主要な逃走経路を土壇場で変更していた。事件発生直後、現場周辺の警戒態勢を敷いた警視庁に対し、実行犯らはあらかじめ用意されていた複数の隠れ家を経由し、都外へ脱出を図ったとされる。
警視庁捜査一課長は取材に対し、「指示役と実行役がSNSを通じてのみつながる典型的な匿名・流動型犯罪グループの構造が浮き彫りになった」と語る。高額な報酬を謳い文句にして若者を誘い込む闇バイトのリクルート手法は年々悪質化しており、末端の実行役は使い捨てにされる構造が改めて証明された格好だ。