別居報道や「夫源病」の告白が相次いだことで、メディアでは「熟年離婚秒読み」といった過激な見出しが躍りました。しかし、どれほど深刻な危機が報じられても、二人が法的な離婚届を提出することはありませんでした。
その背景には、長年にわたって築いてきた家族の歴史と、二人の息子の存在があります。上沼恵美子さんには長男の清太郎氏と次男の裕介氏という二人の子どもがおり、子育てにおいては夫婦で協力しながら深い愛情を注いできました。息子たちが独立した現在でも、家族としての根幹にある敬意と情愛が完全に途切れることはなかったのです。
上沼さん自身、メディアで夫への痛烈な愚痴をネタにしつつも、「嫌いになって別れるわけではない」「一緒にいると息が詰まるけれど、離れていれば大切に思える」と語っており、世間が短絡的に捉えがちな「不仲による離婚」とは全く異なる次元で夫婦のあり方を模索していたことが窺えます。