「子どもが手足口病になったら、親にうつる確率はどのくらいなのか」という疑問は、看病を担う親にとって死活問題だ。医療機関のデータによると、家庭内での大人への二次感染確率は約10%〜30%とされている。数値だけ見ると低く感じるかもしれないが、これは「徹底的な予防を行った場合」も含まれる。
実際には、おむつ替えやよだれの拭き取り、食べ残しを口にするといった日常のケアを通じて、ウイルスは容易に親の体内へと侵入する。特に乳幼児を育てる家庭では、物理的なディスタンスを取ることが不可能なため、体感的な感染確率は50%を超えると語る小児科医も少なくない。