全国に店舗網を広げる「業務スーパー」の最大の特徴は、中間マージンを徹底的に排除した物流改革にある。運営元の株式会社神戸物産は、自社で海外の加工工場と直接交渉を行い、輸入から配送までを一括管理するプライベートブランド直輸入事業を展開している。
世界約45カ国からコンテナ単位で一括仕入れを行い、国内の自社食品工場で作られた加工食品と組み合わせて自社流通網で運ぶ。この垂直統合型モデルこそが、競合他社が追随できないレベルの低価格を実現するエンジンだ。同社は単なる流通業者ではなく、食品卸売・製造小売業としての顔を持つ。