OECD(経済協力開発機構)の調査によると、先進国の中で日本は若年女性の「細身志向」が顕著に高い国として知られてきた。海外メディアでも「日本の痩せすぎ問題」が度々取り上げられ、多様性を受け入れるボディポジティブの波が世界を席巻する中でも、日本国内では「細さ=美しさ」という価値観が根強く残っていた。
しかし2026年、その流れにも変化の兆しが見える。SNSでのトレンドは「ガリガリの細さ」から「しなやかな筋力とメリハリのあるヘルシーボディ」へとシフトしつつある。モデルやインフルエンサーたちも、体重の数値を公表するのではなく、体脂肪率やトレーニングの成果を発信するケースが増えた。「110を引く」という呪縛からの解放が、静かに始まっている。