大黒PAに集まる車たちの顔ぶれも、この数年で劇的な変化を遂げた。かつての主役だったロータリーエンジンや直列6気筒ツインターボの爆音に混じり、静まり返ったまま異次元の加速性能を見せるカスタムEV(電気自動車)が目立つようになっている。
極限までローダウンされたテスラや、エアロパーツを身にまとった最新鋭の電動スポーツカーが、静かに滑り込んでくる。排気音を出さずに存在感を放つ新世代のカスタムスタイルは、厳しい騒音規制に対するチューナーたちの新たな回答であり、自動車カルチャーが確実に次のフェーズへと移行している証左と言える。