原直子のキャリアを語る上で欠かせないのが、2017年に敢行された「LinQ解体・再開発プロジェクト」です。当時、グループの拡大と再編を目的として全メンバーの処遇が見直されるという、地方アイドル界きっての過酷な試練が訪れました。
副リーダーとしてグループを牽引していた彼女は、年齢面や将来のビジョンを見据え、アイドルという枠組みを卒業する決断を下します。当時のインタビューや特番で語られた「自分自身の足で立ち、一人の表現者として何ができるかを試したい」という言葉には、グループの看板に甘えず個人の実力で勝負するという強い覚悟が滲み出ていました。
不仲やスキャンダルによる脱退ではなく、運営およびファンと合意の上での円満なステップアップであったことは、卒業後もLinQの派生プロジェクトや事務所関連イベントに温かく迎え入れられている事実が証明しています。